外壁

外壁は、屋根や玄関、庭などとともに住宅の第一印象を決める「家の顔」です。外部の熱や冷気、湿気等を遮断し、快適に住むために欠かせない役割を果たしている外壁ですが、つねに太陽光や風雨にさらされるため、年月とともに劣化が進みやすい部分でもあります。
ひび割れや外壁材のはがれを放置しておくと、隙間から雨水が侵入し、ひどい場合には下地や柱の腐食にまで発展する場合もあります。
外壁は、家の築年数やメンテナンス状況も一目でわかってしまうため、汚れや色あせ等が気になってきたら、リフォームを検討しましょう。外壁リフォームのサインを見逃さず、適切な時期に適切なリフォームをすることが大切です。

おもな外壁のリフォームサイン

外壁リフォームのサイン 起こりやすい
外壁の種類
どうリフォームする?
ヘアクラック 外壁表面の塗膜にごく細いひびが入っている状態 モルタル全般
サイディング全般
外壁塗装(塗り替え)
[点検の目安] 5~8年
クラック 下地そのものにひびが入っている状態 モルタル全般
塗り壁
大きなひび割れは充填剤や塗料を塗りこんで補修し、全体を塗り替える
[点検の目安] 5~8年
チョーキング 外壁全体にチョークのような細かい粉がふいている状態 モルタル全般
サイディング(窯業系)
外壁塗装(塗り替え)
[点検の目安] 5~8年
色あせ・汚れ 外壁材が色あせたり、雨水による汚れ、コケなどが目立っている状態 モルタル全般
サイディング全般
外壁塗装(塗り替え)
[点検の目安] 5~8年
シーリング (コーキング) の劣化 外壁材の接合部や目地がひび割れている状態 サイディング全般
タイル
シーリング(コーキング)材の補充。
[点検の目安] 3~5年
白さび 金属製の壁に白い細かな粒が現れている状態 サイディング(金属系) 外壁塗装(塗り替え)
外壁材の張り替え
[点検の目安] 3~5年
赤さび 金属部分の腐食が進み、赤色のさびが浮いている状態 サイディング(金属系) 外壁材の張り替え
[点検の目安] 3~5年
塗装のはがれ 塗装部分が剥がれ、下地が見えている状態 モルタル全般
サイディング(木質系)
外壁塗装(塗り替え)
[点検の目安] 5~8年
外壁材の割れ・はがれ レンガやタイルなどの外壁材が剥がれ、接着時に使用したモルタル等が露出している状態 サイディング(木質系)
塗り壁  レンガ
タイル  石材
外壁材の補充
外壁材の張り替え
吹付壁やサイディングへの変更など
[点検の目安] 2~3年

外壁リフォームの種類

外壁のリフォームには、「外壁塗装(塗り替え)」 「重ね張り」 「張り替え」 という3つの方法があります

1.外壁塗装

外壁塗装もっとも費用が安く、手軽にできる外壁リフォーム。塗る前に外壁の点検と補修を行い、高圧洗浄で汚れを落としてから下地塗りと2回の上塗りを行う(「下塗り」「中塗り」「上塗り」ともいう)。外壁の劣化が、汚れや色あせ、細かなクラック、チョーキングなどの場合は外壁塗装で済むことが多い。 使用する塗料には「フッソ樹脂塗料」「シリコン樹脂塗料」「ウレタン樹脂塗料」「アクリル樹脂塗料」がある。また、ひび割れの補修材として「弾性アクリル塗料」が使われることも。

2.重ね張り

重ね塗りモルタルや既存サイディングの上から、サイディングやタイルなどを張る外壁リフォームの方法。もとの外壁に外壁材が加わるため、既存の壁の強度や、下地の腐食の有無をチェックする必要がある。軽量の金属系サイディングなどが用いられることが多い。張り替えと比較すると廃材も少なく、作業は比較的スムーズだが、外壁塗装よりも費用がかかる。

3.張り替え

張り替え既存の外壁と下地を取り払い、構造体(骨組み)だけの状態にして、新たにサイディングやモルタルなどを施工する外壁リフォームの方法。外壁塗装や重ね張りよりも費用がかかる。下地から新しく作りなおすことができるため、老朽化した家のリフォームにも対応可能。構造体(骨組み)の劣化具合も同時にチェックし、必要があれば補強する。

おもな外壁の特徴

外壁に使われる素材には大きく分けてサイディングとモルタルがあります。地域差はあるものの、現在の主流はサイディング。また、両者と比較して割合は少ないものの、漆喰やレンガ、石材なども外壁材としてよく知られています。

サイディング

工場生産されるボード状の外壁材。素材によって窯業系、金属系、木質系、樹脂系などに分かれる。断熱性と遮音性が高い。タイル風・レンガ風・板張り風など様々なデザイン・カラーがそろう。

サイディングサイディングは、ボードとボードのつなぎ目のシーリングが劣化しやすい。3~5年ごとにシーリングの点検が必要。 モルタルに比べて劣化が少ないと思われがちだが、表面に使われている塗料は同じように劣化し、クラックやチョーキングが表われるため、外壁塗装も必要になる。ボード自体の劣化が進んだ場合は全面補修。

モルタル

砂とセメントと水を混ぜて作る外壁下地。樹脂塗料などで塗装する。塗り方は機械による吹き付けや、コテ・ローラー等で模様を施す方法が一般的。塗りの厚みによって「薄付仕上塗材」「厚付仕上塗材」「複層仕上塗材」などに分かれる。

モルタルモルタルはクラックが起きやすい。塗料の種類にもよるが、5年~8年で外壁塗装、15~20年で全面補修が必要。 大きなひび割れは雨水侵入の原因となるため、塗装前に補修が必要となる。

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